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火打山・妙高山・雨飾山・山田旅館4

上越妙高を朝6時35分に出発糸魚川に6時58分についた。糸魚川から大糸線の始発に乗る予定だったがこの日も大糸線は不通だった。駅の案内によると8時54分の電車はバスまたはタクシーで代行輸送すると案内された。これで本日の雨飾山登山はほとんど見込みがなくなった。この日はもう雨飾山の登山口から少しいければいいと思った。また山田旅館が昨日の宿泊を今日にずらしてくれるなら泊まろうと考えた。糸魚川駅で約2時間の待ち合わせの間に連絡を取ると山田旅館は宿泊OKだった。8時54分発の代行輸送は九人乗りのワゴン車だった。乗客は2名ワゴン車はほぼ列車の時刻と一致して走った。南小谷には定刻通り9時56分についた。この沿線の面白いところは姫川にはフォッサマグナミュージアムがあり、小滝はヒスイ峡があり日本で唯一のヒスイの産地だ。そして次の平岩駅では黒部川電力が新姫川第6発電所を建設しているところだ。この発電所は水路発電だ。南小谷駅からバスで山田旅館に向かった。曇りで時々太陽が現れたが、雨飾山は中腹付近まで雲に覆われていた。11時50分に山田旅館につき、すぐ江戸時代に建てられた本館の部屋に案内された。部屋は8畳ほどで床の間や違い棚があり、タンスなどの調度も置かれた部屋だ。これが特別室らしい。部屋は障子で廊下と仕切られている。鍵はない。和服をかける衣紋掛けがあり、風流だ。風呂やトイレはない。私は部屋で食事を済ますとすぐに雨飾山の登山口に行く準備をした。リュックに雨具と傘と双眼鏡と飴を用意して玄関に行くと日が暮れるのが早いから早く戻るように言われた。またこの辺りはクマが出るから注意することもだ。特に旅館から鎌池への近道は危険だと。12時30分に出発、バス道を通ることにした。この終点は雨飾荘だ。私が最初に予約した時すでに満員だった宿だ。バス道の両側にはコナラの大木がかなりあった。ブナやトチノキやホウの木もある。途中シロハラの声がしきりに聞こえる。ヒガラの声もする。雨飾荘の手前に露天風呂があった。男女別になっていて、無人の露天風呂だ。入り口に協力金の箱があり、お金の額は書いていなかった。脱衣所もありきちんと整った露天風呂である。安く入れるがここまで来るのが大変だ。男子が4名が風呂に浸かっていてこの近くから来たという。このすぐうえに雨飾荘があった。ここは食事も提供していて日帰りの客もとっている。駐車場にはマイクロバスが止まっていてある団体が利用していた。合宿しているらしい。ここから雨飾高原キャンプ場まで歩く。14時30分に到着。ここはもっぱらキャンプをする場所で一人用のテントならば770円、4〜5人用テントで4500円からになっていた。キャンプ場のシャワーやトイレが使えて、薪や飲料水が売られていた。珍しいところでは薬草が売られていることだった。ドクダミ・カキドオシ・アマチャズル・クコ・タムシバ・クロモジ・マタタビであるそれも廉価だ。お茶の袋にいっぱい詰めて100円だった。私にとってタムシバは珍しかった。後で調べたら解熱・鎮痛・鼻炎・蓄膿に良いと書かれていた。小谷村では麦焼酎の中に一ヶ月ほど入れ、香りを楽しむとキャンプ場の係りの方が教えてくれた。
画像これは前日の黒沢ヒュッテからの登山道 熊笹の綺麗な丘で木道が敷設されている。
PA100777[/左 雨飾高原バス停 終点だ。
PA100779終点のすぐ手前に露天風呂がある。入浴協力金は心持ちだ。
PA100780男性四人が入浴していた。女性はこの奥にある」
PA100787[/左 雨飾高原キャンプ場への標識
]PA100781雨飾荘
PA100789雨飾高原キャンプ場
PA100790雨飾高原キャンプ場の受付の前で記念撮影

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