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弥生文化博物館見学

先週の日曜日に和泉市にある弥生文化博物館に行った。催しものが「白兎の国へ」というもので因幡の白兎の話を題材にどのように展開しているのか興味を持った。これは誰もが知っている大国主命がワニによって白ウサギが皮を剥がれないている所に大国主命が来て助けてあげる話である。この話は「古事記」にあるが「日本書紀」にはない。わたしは以前からうさぎの皮膚を直したのはガマでないと思っていた。薬草カラー図鑑76ページで見ると「日本の薬の始まりの歴史はこの植物からであった。古事記の「今急(すみやけ)く此水門に往き、水を持ちて汝が身を洗い、すなわち其水門の蒲黄(ほおう)を取り、敷き散らして、其上に輾転(こいまろ)わば、汝が身、本の膚の如、必ず差(いえ)なむ」のくだりで、因幡の白兎はこれによって救われたという神話であるが、この蒲黄はガマの花粉で、ガマの穂棉ではない。」日本の水湿地に野生するガマはガマ、コガマ、ヒメガマの3種ある。いずれも茎の上に太円柱形の雌花穂があって、、その上に雄花穂があるが、これらはたくさんの小花が集まってきている。雌雄の花は極めて簡単で、雄花は2〜3個の葯雄花には1個の雌しべのみである。ヒメガマは雄花穂と雌花穂の間が2〜5cm開き、コガマ、ガマは接近しているので区別できる。
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因幡の白兎
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右がヒメガマ 雄花と雌花の間が開く

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