日光東照宮参拝の後、民宿の「おかじん」に向かった。当初は日光駅前のホテルだったが、なるべく男体山登山に近い宿泊施設を探したところ中禅寺湖温泉のバス停近くで中禅寺湖に面している民宿が見つかった。さらにここの主人が中禅寺湖で釣ったマスを食べさせてくれるという案内があったのですぐに予約した。日光東照宮からバスでいろは坂を通り中禅寺湖温泉で下車、立木観音方面に15分歩いた。民宿「おかじん」は中禅寺湖でマスを釣る釣り客を相手にした民宿だ。だから釣ったマスを料理もしてくれるし、後の処理もしてくれる。そして時々私のような男体山の登山客もいるとのことだった。私はやしおという部屋に案内された。中禅寺湖が窓からよく見える部屋だ。レインウェアーとサブザックはすっかり濡れていた。ザックカバーをしていたので中への雨の浸透はなかった。とりあえずこれらを干した。登山靴はかなり防水液を振りかけてきたので中へ水の染み込みはなかった。登山用具の整理を終えると早速夕食をご馳走になった。天ぷらと刺身、そしてマスの姿焼きだった。私が女将さんにこれは主人が釣ってきたものか聞くと、主人は足が動かなくなったので、もう釣りに行ってないという。このマスは養殖のマスでヤシオマスというのだと。栃木県の水産試験場がヒメマスを改良したものだとの話だった。
翌日 明け方は少し雨が残っていた。7時に朝食を取る。女将さんは男体山の登り口の二荒山神社まで送ってくれた。この二荒山神社で入山料1000円を払って、7時50分登山を開始した。雨は上がったが、草木や根ザサは濡れているのでレインパンツだけを履いた。3合目到着は8時50分だった。
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