一寺言問集会所は地域の防災広場になっておりここは地下に20立方メートルの貯留槽がある。次に寺島広場の天水尊は200リットルのタンクが2個置かれている。取水はそばの民家の屋根で集水している。そこから江戸時代の地形が残る場所に出た。写真ではわかりにくいが染物屋があった。多分古い時代から受け継がれているのだろう。現代では染物屋で商売が成り立つのだろうかと思う。続いて雨水市民の会事務所の坪庭を見る。
小さな庭に雨水を楽しむ装置がしかけられていた。ここから隅田川沿いにある長命寺に行く。ここは雨水と直接関係ないが桜餅の発祥地だと言う。店は隅田川に面していて水運が盛んな頃のな残りで船客相手に商売をしていたと思われる。今はこの周辺を散歩している人とか有名な桜餅を買いに来るお客さん相手の商売だ。土産用は5個入り1300円からだ。この長命寺のすぐそばに隅田川にかかる桜橋があり、川の水位と堤防下の民家を同時に見られる。民家の3階部分がおよそ隅田川の水位と同じくらいだ。雨水を貯留しなければならない理由がよくわかる。雨水を川に流せないのだ。
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