ウポポイ見学の後幌尻岳の登山が地理的に近くていいのだが、とよぬか山荘が31日に取れなかった事により、後方羊蹄山を先に登る事になった。最寄りの駅は惧知安で札幌小樽を経由して約4時間で16:34に着いた。道南バスの停留所に向かう。行先の違うバスがあったので運転手に後方羊蹄山前に行くバスはここから出るのか聞くと間違いないが18時すぎだと言う。インターネットで調べてきたら43分にあるはずになっている。「お客さんコロナでダイヤが変わっている」と言われ、仕方ないのでニセコバスに聞いてみるとそちらの方へ行く路線バスは今はないと言う。コロナからいろいろなところで減便や廃止されているのは仕方ないが、北海道は広いのでタクシーを使うと結構高い料金が取られる。今まで北海道に来てタクシーを利用しないことはなかったが、できることなら安い交通機関を利用したい。予算の中の予備費はお土産などに使いたいが、ここのところタクシー代金で予算以上に使っている。残念ながら今回も蝦夷富士小屋までタクシーを利用した。夕食は午後7時までに済ませた。それから明日の登山準備をして寝たのは午後8っ時を回ったところだった。
31日(日)蝦夷富士小屋御前4時出発。5時小休止、気候は涼しいにもかかわらず汗びっしょりかいた。登山届けの場所にすでに御前2時n登っている登山者がいた。6時小休止、7時15分朝食、焦げ茶色と薄茶色の縞模様のリスを見る。7時30分に2時に登った登山者が降りてきた。なぜ2時なのか聞くとご来光を拝みに行ったと言う。結果はダメだったと言うことだった。小雨そして霧が濃い、8時30分に8合目、9時45分 9合目時間がかかり過ぎているが霧が濃いため慎重になる。ここから先濃い霧と風が猛烈に強くなる。全く視界が効かない。地図で確かめようもない。10時10分頂上までもう少しのところにいる。ケルンを積んであるところで2人組の女性の登山者が霧の中から現れる。「頂上まではすごく近いが、初めてこられたなら、危ないかも」と私の白髪を見て言う。私も頂上を極めたいから誰か登山者がいたら着いていこうと思っていた。しかし下山者はいたが登る人はいない。5分ほど待機したが霧が晴れる気配はなかった。10分すると3人組の登山者が下山をしてきたのでその方の後を歩いて下山する事にした。10時20分の下山開始だ。自分の今までの山登りでこんな早い下山はない。14時10分に蝦夷富士小屋についた。
晴れていればお花畑かも エゾリンドウ・ゴゼンタチバナ・エゾノキリンソウ