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屋久島紀行・宮之浦岳登頂4

12日の朝は寝過ごしてしまった。昨日もやもやした気分でいたが、11時ごろからぐっすり寝ていたようだ。もう半分以上の人が出発していった。急いでカロリーメイトを食べ7時10分に出発。天気は薄曇りだ。8時10分第二展望台到着、予定通りだ。ここで下着をヒートテックのものから吸汗用のものに替える。ジャンバーは暑いので腰に巻いた。9時30分平岩小屋到着。しばらく登っていると下山者が3人降りてきた。内一人は子供だ。ここから宮之浦岳までどう言う具合か聞く。昨日聞いた通り、道がアイスバーンになっているところがあり、笹も濡れてて、レインズボンは必要だと言う。靴を脱いで予備の細めのレインズボンを履いた。道は言われた通り、小さな川の状態で所々長く氷が張っていた。氷の上を歩いている時に3回ぐらい転んだ。足に粘りがなくおまけに担いでいるリュックに振られた。本当にアイゼンが必要だ。宮之浦岳(1936m)に着いたのは11時45分だった。正午に頂上には親子連れ2人が登ってきて、すぐ別れた。昼食はアサヒ飲料食品のクリーム玄米ブランを食べた。ブルーベリー味で食べやすい。キルティングを着用して12時20分に出発。13時小休止。腿の内側の筋肉が疲労している。14時に翁岳が見える水場で小休止。ヤクシカが四頭現れる。手前の一頭との距離は15mぐらいしかない。写真を撮ろうとしても全く逃げないでこちらの様子見ている。角がないのでメスのシカだろう。このシカから10m離れたところにもう3頭がいるのだ。多分この水場に水を飲みに来たのだろう。この水場は標高凡そ1800mのところにある。シカにとって標高はあまり関係ないのだろう。笹が生茂り、体を隠すこともできる。手前のシカは私が去らないものだから退屈になって首を掻いたりする。また笹の上から首だけをちょこんと出して、欠伸もする。あまりその仕草が面白くてここで15分も時間を食ってしまった。14時45分淀川小屋へ4kmの標識を通過。黒見岳の分岐に差しかかる。16時にやっと花之江河だ。ここは日本で最南端の高層湿原である。相馬先生が1988年に調査。泥炭湿原で、貴重なミズゴケがあることが確認された。高層湿原といえばミズバショウを思い浮かべるが、そういったものはない。小花之江河を通り越して淀川小屋に着いたのは17時48分だった。
DSCN9646登山道が凍っているのだ。
画像宮之浦岳頂上で記念撮影
DSCN9696ヤクシカとしては大きいのでは
DSCN9697待ちくたびれたのか態度がでかくなる
DSCN9708花之江河の標識
DSCN9711花之江河の様子

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name.. :記憶

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