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博物館網走監獄

網走監獄の鎖塚の紹介の後は囚人たちの1日の生活が展示されていた。これは現在のものであるが、6時40分起床、7時5分朝食、7時40分作業開始、11時40分昼食、12時20分作業開始、16時20分作業終了、17時夕食、18時余暇時間 21時就寝作業には農作業、木工作業、金属加工作業、樹木の伐採や、部外講師による靴やカバンなどの縫製もあった。監獄は扇の形に配列された獄舎から成り立っている。海外でもこれに似た極者がある。展示の中に珍しい入浴風景があった。阿部譲治の「塀の中の懲りない面々」という小説そして映画があったのをご存知の方も多いと思うが、入浴は脱衣から入浴着衣まで15分でしなければならなかった。だから流れ作業のような形で掛かり湯、体を洗う、頭を洗う、浴槽で体を温める、脱衣所で素早く着衣、まさに烏の行水であった。網走監獄の特徴として五翼放射状案ごくがる。これはベルギーのルーヴァン監獄をモデルに明治45年から昭和59年まで使われていたもので
木造舎房としては世界最古の建造物である。この舎房の斜めのブラインドは廊下から各牢が見えるが、牢からは廊下の一部が見えるだけで向かいの牢は見えない構造になっている。また五よくになっているので中央に監視所を設ければ一か所の監視所で全てを見渡せたと同時に警備人員が少人数で足りるという優れた面も持っていた。
P8210479 扉と鉄格子この鉄格子を数年かけて錆びさせ、脱走した囚人もいる
P8210483 五翼
P8210480 廊下と舎房
P8210482 扉とのぞき穴 中からは操作できない
P8210485 入浴風景
P8210489 懲罰房の鉄格子鉄講師のしtsも煉瓦やコンクリートで固められている
P8210493 教誨堂 教誨師が来て説教などする。時には歌手などの慰問もあった。

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