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鳳凰山登山4終わり

2023年10月03日

9月11日5時20分起床 40分朝食 6時50分鳳凰小屋出発 雨が降ってきたので出るのを見合わせていた。皆雨の中レィンコートを着て次々にでていく。右手が使えないので気分が重い。宿の若い人があの紅い梯子を登っていくと1時間して岩稜に着くと言う。8時10分雨がキツくなり、雨具、ザックカバーを装着、岩稜に着いたのは8時50分だった。9時45分観音岳2840mに到着。雨で少し寒いくらいだ。10時35分薬師岳山頂着、女の子二人に会う。彼女らは青木鉱泉に降りるという。風が強い、砂の小粒が吹き飛ばされて雨具に当たる。雨は小降りになってきた。11時15分雨具・ザックカバーを外す。12時30分南御室小屋到着。昼食にうどんとハム、オールレーズンを4枚食べる。南御室小屋は女主人だった。13時10分出発地図のコースタイムを見てこれから夜叉神峠バス停まで約4時間で降りなければならない。かなり厳しい。女主人は無理だったら戻ってきなさいと言ってくれた。右手が使えないとバランスがうまく取れない。下りは怖かった。夜叉神バス停まで4時間10分で降りれるか心配だった。13時55分苺平通過、14時55分杖立峠通過、すぐ後ろから来た若い人に抜かれる。夜叉神峠バス停まで行くと言っていた。16時10分夜叉神峠着この小屋は夏期に営業するそうだが、しまっていた。ここから約40分で夜叉神峠バス停までの看板が出ていた。17時5分夜叉神峠バス停着。私以外に2人の登山者がいた。17時21分定刻通りバスは来た。このバスに遅れると大阪まで帰れない。間に合ってよかった。18時45分甲府着。ここから特急しなのと新幹線を乗り継いで堺に帰れる。まずは特急あずさ45号長野行きで塩尻まで出る事にした。19時34分甲府発、ところが小淵沢駅を通過したところで緊急停車20時20分ごろから30分も停車した。車両点検後異常が認められなかったため出発したが、21時03分塩尻着。この間車内放送で塩尻以遠に行かれる方は駅員に相談くださいという。塩尻駅では10人ほどが改札に並んだ。中には駅員に罵声を浴びせかけているものもいる。なにしろ名古屋へはこれから行く電車がないのだ。普通中津川行きが最終だった。私の切符は明日に切り替えて、この日は近くの中村屋という旅館に泊まる事になった。もちろんJR持ちである。12日早朝に塩尻を立ち、大阪に向かった。痛む右手は午後に整形外科で診てもらうと骨折していた。

P9102500鳳凰小屋 6畳の部屋で一人寝る

P9112509観音岳頂上

P9112514薬師岳頂上女の子二人と別れる

P9112523薬師岳小屋 雨水利用している

画像南御室小屋

P9112529苺平

画像夜叉神小屋

画像おみやげ ワインとシャインマスカットのゼリーとほうとう


鳳凰山登山3

2023年10月03日

白凰峠到着後なぜ道に迷ったのか検証した。白凰峠から広河原へ行く道を少し降ると東側の樹林帯のそばに沿って登山道がある。ゴロゴロした岩場を抜けてそこに到達しなければならなかったのだが、ここはそのような標識がない。白凰峠に戻って昼飯にした。今まで気づかなかったが、手首がかなり痛い。手首に力が入らなかった。11時50分白凰峠出発。13時10分小休止疲れてきた。14時10分小休止。15時30分地蔵岳。薬師岳小屋に電話。観音岳に4時までに到着しない場合は電話をくれということだったので、到底無理と判断電話を入れる。するとその手前の鳳凰小屋に泊まりなさいと勧められる。そこで鳳凰小屋に電話するも圏外になってしまい、連絡つかず。地蔵岳の地蔵佛は高さが18mこれは賽の河原の手前から何回か見えた。お地蔵さんが向かい合っているようにも見えた。賽の河原に着くとこの巨像が素晴らしいオベリスクであると感じられる。賽の河原には石のお地蔵さんが20体以上あった。信仰深い人が持ってきたものだろう。さっき高嶺まで行くと言っていた人が戻ってきた。なぜ行かないのか聞くと霧がでていて道に迷うといけないのでという。そして鳳凰小屋に戻るとも、私は彼の後についていく事にしたが、ペースが早く姿を見失しなってしまった。ざらざらした道を1時間かかって鳳凰小屋についた。早速一晩お世話になると言って、もし夕食が間に合うのだったらお願いしますというと大丈夫ですと言われる。次に梯子から落ちて右手首を負傷しているというと、2階の大人数の部屋でなく一階の6畳の部屋を使わしてくれた。夕食はカレーだった。左手で食べたが、ほとんどがビールで流し込んだ夕食だった。でも満足していた。夕食中向かいで食べていた女性が私湿布藥持っているからあげましょうとロキソニンの湿布をくれた。これで相当痛みが取れて夜はぐっすり眠れた。

P9102470

P9102471ツリガネニンジン?

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P9102481高嶺

画像霧が濃い

P9102494地蔵岳への道

P9102497賽の河原の地蔵さん

P9102498鳳凰小屋


鳳凰山登山2

2023年09月30日

午後8時消灯と聞いていたが9時だった。風呂があるからだろう。私の隣は20代の会社員、その隣は定年退職した人だった。その人は若い時に佐川急便に勤めていたという。いろいろ面白い話をしてくれた。佐川に勤めていた時に他の運送会社の荷物を佐川にするという強引なこともやったという。その手口は他社の伝票が付いている荷物を見てそれの配達先を自社の伝票に書き、他社の運転手が来る前に荷物を自分の車に乗せるという方法だ。集荷数のノルマがあって達成でkない人も多い中彼はいつも成績上位でいたという。もう時効だから話すのだけどと、給料は当時で50万円もあったそうである。次に山登りの話になった。私だけ鳳凰三山に行き、あとの方は北岳を目指した。私が薬師小屋から元来た道を戻ろうと考えているというと、勿体無い夜叉神に降りるのが良いという。しかし距離が長いのではというと、上りはほとんどなく下りばっかしで早く着くというので、それもアリかと思った。

9月 10日朝4時40分起床 ゆっくり朝食クラッカーとハム・ポタージュスープを飲む、しっかり大便をして5時40分広河原山荘を出発 白凰峠への看板があるところから少し行ったところで梯子のようなところから落ちてしまった。木が腐っていたのか、滑ったのかわからない。梯子に右足をかけた時にが折れたように思う。体は一回転して右手首を下に地面に叩きつけられた。右手がうーんというほど非常に痛かった。7時40分小休止、8時40 分大休止長袖を脱ぐ55分出発 途中梯子多数あり、想像以上のアルバイトだ、10時小休止下山者2名 うち一人が道が不鮮明で樹海のようなところに迷って1時間もロスしたという。へーそんなこともあるのかと聞き流す。ところが10時30分道がわからなくなる。目の前は樹海だ。ここを北へ向かって突破したら白凰峠だろうと試みるもなお樹海にハマる。背の高いハイマツの樹海は地面に降り立つと全く視界がきかない。木の枝を跨ぐようにして進む。右手の方に森のようなところがあるのでその方向に進路を変え、トラバースした。この間3回もおーいと大声を出したが反応はなかった。11時過ぎ峠であろう地点が見えた。それから北に向かって樹海を這い出すと目の前に白凰峠が現れた。11時15分白凰峠着

P9102444白凰峠への入り口

P9102447登山道や標識が整備されてなく古い

P9102451登山道

P9102457

P9102460白いしだか紅い実はイワウメか

P9102464北岳がキレイに見える

P9102465白凰峠手前のゴツゴツした岩のがれ場

P9102467白凰峠



鳳凰山登山1

2023年09月29日

南アルプスの百名山で赤石岳・悪沢岳・聖岳・光岳はまだ登れていない。これらの山は8月いっぱいでアクセスするバスの運行がなくなるからだ。来年にいけると思うが時期が7/8月とかぎられている。今登れるのは鳳凰山だけと言うことになる。しかし何故三山で深田久弥は百名山の一つにしたのであろうか。初版発行された文庫本は昭和53年でその頃には地蔵岳、観音岳、薬師岳の三峰の総称になっているという。また地蔵岳の初登坂は明治37年ウオルターウェストン(「日本アルプスの登山と探検」著)で巨岩をよじ登ったと書いている。また日本で初めてロッククライミング記事の最初だと記している。私は鳳凰山登山を2泊3日とし、広河原山荘で一泊し、白鳳峠を越え高嶺・赤抜沢ノ頭・地蔵岳 岩陵そして観音岳・薬師岳・薬師小屋が2泊目となり、夜叉神峠に至る縦走であった。名古屋から特急しなので塩尻まで行き、そこから特急あずさで甲府まで行った。甲府から山梨交通のバスで広河原へ到着したのは15時55分だった。この場所は北岳登山の時に来ところだった。北岳登山の帰り広河原山荘に寄った。食堂でレッドブルを飲みながら山荘の人に宿のことを聞くとお風呂がある、トイレは水洗だというので、その時から一度泊まってみたいものと思っていた。

16時30分頃胴長を履いた三人連れが入ってきた。仲間で話をしているのを聞いていると彼らは渓流釣りの方達だった。毛針でヤマメを釣っているらしい。今日の釣りは終わったとのこと。山荘は一階は大きな食堂食券の自動販売機があり丼物と麺類・飲み物が売られていてほぼ常時開いていた。売店はカップヌードルの種類が多数あり、お菓子や酒のつまみが多くうられていた。部屋は10人部屋だったが8人が泊まり、ほかに10人ぐらいが入れる部屋が3部屋あり、風呂は男女別で入れ替えせいでなかった。

P9092434ウオルターウェストン、名取運一、天野久3人の顕彰碑

画像ウオルターウェストン

P9092436天野久

P9092437名取運一

P909243810人部屋

P9092440男性風呂

P9092442トイレ・洗面所

P9092443夕食は分厚いステーキ




塩見岳登山5終わり

2023年09月29日

名古屋から新幹線で大阪に着くまでカメラに収められた写真を見た。南アルプスは高山植物が多い。それと意外にキノコも多いのだ。

ベニテングダケ・オニアザミ・ハイマツの中のフデリンドウ・トリカブトに似るがわからない。

塩見小屋の様子 午後5時の気温8度だ。 寝床畳一枚ぐらい長辺は210cm

夕食 塩サバがあった

景色 間ノ岳と中白根岳

22日の山歩き、それからバスと新幹線の交通アクセスは順調だった。午後9時30分ごろ新大阪駅で自動改札を普通に通り抜けた。特急券だけ回収されて堺市駅までの乗車券を持って7番線ホームに向かおうとするとガードマンが追いかけてきた。アラームが鳴ったという。私は聞いていないと答えたが、乗車券を見せてくれという。堺市駅までの乗車券を見せるとおかしい?アラームが鳴ったのでという。特急券は回収されているし、特急券の領収書も見せた。それでも納得しない。腹が立ったので「どけ」と一喝すると手で行く手を塞ぐ。俺は疲れているのや、あんたに構っていられない、手を振り解いていこうとすると待てという。アラームが鳴った。と同じことを言うので私は聞いていない。他の改札が鳴ったのと違うのか、現にちゃんと乗車券がでてきている、あんたおかしいのと違うのかと言うと無線で駅職員を呼び出した。駅職員が4人きて事情を説明しようとするとそのガードマンは手が折れそうだった、腹を殴られたとうずくまって芝居する。思わず顔面を蹴りたくなったが、我慢して駅職員に事情を説明、乗車券が普通に出てきたので不正なことは何一つしていない。乗車券と特急券の領収書を見せると即座にお客さんのおっしゃる通りです。と頭を下げた。全日警のガードマンにバカモンと言って後は駅係員が新大阪駅を正常に通過したというハンコの証明をしてくれた。こんなことで家に帰るのが1時間も遅くなってしまった。あまり腹が立ったので後日JR東海のお客様相談室に「耳の悪い、頭も悪いガードマンを置いとくな」と苦情を申し入れた。

P8212312ベニテングダケ

P8222372ハイマツの中のフデリンドウ

P8212281

P8212282オニアザミ

P8212341G-46の寝床

P8212350午後5時の気温8度

P8212343塩見小屋の夕食

P8212322間ノ岳・中白根岳を見る

P8232391お土産 ワイン・シャインマスカットのゼリー・野沢菜・日本一高い三伏峠の手拭い


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