皆様へ 8月13日に長居の自然史博物館へ9月12日に大阪弥生文化博物館へ行ってきました。「瀬戸内海の自然に親しむ」は10月15日までやっているのでまだかなりの日数があるが、「沖縄の旧石器人と南島文化」は明日18日が最終日だ。瀬戸内海と言うと何所から何所までかおぼろげながら知っていたつもりだったが、日本の閉鎖性水域は瀬戸内海に代表され、領海法に定められた瀬戸内海と私たちがイメージする瀬戸内海は若干の違いがある。北西端は関門海峡、南西端は愛媛県佐田岬_大分県関崎を結ぶ線、南東端は鳴門海峡および紀淡海峡の最狭部に囲まれた地域を指す。今回の展示では漁法や塩田、岩風呂の話等生活文化まで取り入れている所が面白い。沖縄の港川人(約2万年前)は日本の旧石器人の代表だ。20万年前にアフリカに人類が誕生してそれが世界各地に拡散していき、中国の周口店郊外、古本州島や沖縄に到達したのが約4万〜3万年前らしい。7000年前に南島爪型文土器、曽畑式土器、市来式土器等全く知らない土器でした。また沖縄の先史時代の人々が食べていたと思われる食料の展示があり、ジュゴンも食料の一つでしたまた1500年台前半に琉球王国が誕生し、進貢船で中国と盛んに貿易をしたとの事でした。
弥生文化博物館のチラシ 明日まで
港川人 頬が張っている 右は頭蓋骨をもとに顔にしたもの
曽畑式土器 と市来式土器
ジュゴンとジュゴンの骨を加工したもの
弥生文化博物館のチラシ 明日まで
港川人 頬が張っている 右は頭蓋骨をもとに顔にしたもの
曽畑式土器 と市来式土器
ジュゴンとジュゴンの骨を加工したもの
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