高見山は聞いたことはあったが聞いてから20年近く登っていない。なぜ登ろうと思ったかは、2月26日に武奈が岳に登ったときタクシーで一緒だった神戸外大ワンダーフォーゲル部OGの女性が良い山だったと言ってたので登る気になったのだ。調べてみると大和上市からのバスはなく、奈良交通と東吉野村のコミュニティバスを乗り継いで登山口まで行かねばならないことがわかった。まず近鉄榛原駅から奈良交通バスで日吉の里マルシェまで行き、そこから東吉野村のコミュニティバスで高見山登山口に行くのだ。27日(金)と言うのも理由がある。28日(土)は奈良交通のバス土日は運行してないのだ。奈良交通のバスは10時6分に日吉の里マルシェについた。奈良交通の営業所でコミュニティバスは10時34分に出ると聞いていたのでマルシェ(道の駅のようなもの)に入ってみた。しばらくして出てくるとコミュニティバスの運転手がなぜ10時8分のバスに乗らなかったのかと聞いてくる。奈良交通に問い合わせたときに34分と言ってたので、と言うとあいつらこちらのバスの時刻まったくわかっていねえ、とそれであんんたどうするの?と聞かれ私は次のバスを待つしかなかった。次はなんと11時58分である。私は1時間50分時間をロスしてしまったわけである。バス待ちしているとおばあちゃんとおじいちゃんがきた。二人とも杉谷まで行くらしい。お互いになぜ榛原まで出てきたのか聞いている。そして子供孫の話になった。二人とも80歳を超えていた。そのうちおばあちゃんが私に声をかけてきた。どこまで行くのかである。私は高見山登山の為、高見山登山口まで行くのだと告げると、なぜさっきのバスに乗らなかったのか聞いてくる。私は乗り遅れたのだと言うだけにとどめた。するとこの時間から高見山登って帰ってくるなら最終バスに間に合うように降りてこないかんという。最終バスは確か6時を回った頃だともいう。私は早めの昼食カップヌードルとおにぎり2個食べ、マイクロバスに乗った。バスは12時30分に高見山登山口についた。バス代はなんと100円である。登山口にトイレがあったのも嬉しい。