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尾瀬ヶ原と至仏山登山1

かねてより尾瀬ヶ原から見える燧ヶ岳と至仏山に登ってみたいと思っていた。燧ヶ岳は7月17日に登頂本来はその後至仏山に登る予定だったが尾瀬ヶ原のどこの小屋も満杯で結局8月に入ってからしか宿が取れなかった。今回は至仏山だけの登山だ。8月19日大阪からは上毛高原駅までなら午前中に着く。そこから関越交通で鳩待峠まで行く。戸倉経由で約2時間半かかる。ここから木道を歩いて約1時間で尾瀬ロッジに着いた。ここには山の鼻ビジターセンターがあり、尾瀬の成り立ちや、生息する生物、植物、哺乳動物の紹介がある。私は尾瀬ロッジにリュックを下ろすと、早速このビジターセンターをおとづれた。入館は無料である。哺乳類ではツキノワグマが生息する。至仏山の組成は蛇紋岩ということで海底からの隆起による山、燧ヶ岳は火成岩で比較的新しい年代の火山だ。木道は檜枝岐村で育ったカラ松を使用していることや、尾瀬ヶ原の木道の費用は福島県、群馬県、新潟県、栃木県がその面積に応じて分担していることなど、木道1本は4m*0,5mだ。全長は63kmになる。この後尾瀬ヶ原を夕食まで1時間散策した。快晴で空にふんわり雲が浮かぶ景色は「夏が来れば思い出す・・・・遥かな尾瀬遠い空」の歌詞をそのまま当てはめたような感じだ。ただ少し違うのは「水芭蕉が咲いてる夢見て咲いている水のほとり」がこの時期は水芭蕉も咲いてなく、その実もない。夕食は午後5時からでその前に15分だけ風呂に入った。環境への配慮で石鹸やシャンプーは使えない。ただ汗を流すのみの入浴だった。夕食は豪華だった。牛肉の陶版焼が出てくる。肉もかなり分厚い。ビール500ml片手に存分味わった。そこへ山の鼻ビジターセンターの職員が6時から約40分尾瀬についての映像とお話をするのでぜひきてくださいと宣伝に来た。彼らは至仏山荘、山の鼻小屋、尾瀬ロッジの3箇所を回っているのだ。映像は尾瀬の四季を流してくれた。冬の景色もまた素晴らしい。その後、尾瀬についての話になった。尾瀬はツキノワグマが出没するので注意するように言われた。今の時期は少ないが水芭蕉が実をつけているときに実を食べに来るという。尾瀬はツキノワグマでこの湿原が守られているという。もしツキノワグマが食べてフンをあちこちに落とさなかったら、実はずっと下流に流れていって下流が水芭蕉の繁殖地になっていたのではないかと、センターの職員は推測を話した。尾瀬はツキノワグマでなっている。初耳だが納得してしまう。

IMG_1387JR上毛高原駅

IMG_1396鳩待峠休憩所

IMG_1406尾瀬ヶ原入口

IMG_1421マルバタケブキ

IMG_1435山の鼻ビジターセンター

IMG_1442尾瀬ロッジ



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