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大雪山・十勝岳登山・クラーク博士像4

上富良野駅でタクシー会社に電話して乗合のタクシーを頼んだが、こちらには今そう言う客がいないので普通にタクシーに乗ってくれと言われる。しかしそうは言っても今回は予算に入れてない。まさか列車が2本も運休するとは考えても見なかった。そこで安くしてくれなきゃ乗らないと言うと、いくらならいいか聞いてくる。普通なら7000円を超えると言うので5000円だったら払うと言うとすぐにタクシーがきた。30分で白銀荘に到着。車中運転手と話をしていると、その人はここの町営バスの運転手をしていたと言う。バスの運転手をしているときにいつもクマが出るところがあると言う。どんなところか聞くと湧水が出ているところだと言う。なぜか、この辺りの山は火山で川は硫黄を含んだ水が流れているのでクマは絶対に飲まないのだと言う。納得する。白銀荘もお風呂は温泉でゆっくり浸かる。体重を測るとなんと60kgを割っていた。暑くて食欲がないのだ。8月1日早朝5時40分白銀荘を出る。7時25分十勝岳避難小屋着。ここまでは比較的ゆるい登りで林の中を歩いている気分だ。避難小屋からは遮るものがないので風がすごい。8時30分小休止。風がキツく飛ばされそうだ。風は時折硫黄の匂いも運んでくる。風と霧がすごい。3m先も見えない霧そして雨がレインコートを叩く。9時30分下山者が増え始める。10時に昭和噴火口あとにきたが、ここで下山することにする。昨日の天気はなんだったのか。先に登っていた高校山岳部の連中も降りてきた。11時40分白銀荘への分岐の標識で休憩。12時10分川を渡渉、ここでこの川に硫黄が含まれているか試してみる。多分不味かったら硫黄が含まれているんだろうと推測して手で掬って飲んでみた。まずい。これならこの付近でクマに会うことはないだろうと勝手に推測。12時40分白銀荘に到着。再入館料を払って風呂に入り汗を流す。食欲なくソフトクリームを食べる。13時51分白銀荘を立ち、札幌に向かう。天気が明日良くなる予報が出ていれば、もう一泊するのだが、明日は今日よりひどい予報だ。

P7319972白銀荘の炊事施設

画像十勝岳登山口

P8019979エゾリンドウ

P8019983白銀層と十勝岳展望台の分岐

画像十勝岳避難小屋

P8019994昭和噴火口へ向かう途中

P8019997分岐



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