28日は5時20分に起きた。簡単な朝食を済ませ6時55分に新前橋駅から前橋駅に行き、6番のりばの前でバスを待つ。直接赤城山ビジターセンター行きのバスはなく、富士見温泉行きのバスに乗車後そこでバスを乗り換えるのだと教えられた。6番のりばの前には20人ぐらい小学生がいた。どこの小学校か聞くと群小という。群馬大学附属小学校の事で、母親3名が付き添っていた。8時50分赤城山ビジターセンターに到着。ここから赤城山の登山口がどこにあるのか探した。付近にいる人は大沼を目指してきた人で全く知らなかった。約10分ほど探してやっとわかり登り始めた。標識は駒ヶ岳・黒檜山登山口となっていた。10時3分に小休止をした。霧が立ち込めていて視界が効かない。上りはそれほどキツく無い。駒ヶ岳の上りの後は少し長い下りがあり、再び登って11時15分に頂上(1828m)についた。山頂には10人ほどの登山者がいて、お昼近いのでみんな昼食を食べていた。私も簡単なカロリーメイトの昼食をとった。近くにいた年配の登山者が「晴れていれば左手に大沼と富士山が見えるんですよ」という。「この霧じゃ晴れそうもありませんね」と残念そうにいう。仕方ないので私は昼食を終えるとすぐに下山し始めた。帰りのバスは13時40分のはずである。急いで降りた。バス停に戻ると誰もいないので時刻表を見ると15時15分となっていた。13時12分だから約2時間バスを待つことになった。時刻表で調べたときに休日ダイヤと平日ダイヤを間違って見たらしい。赤城山ビジターセンターはコロナで休館中だった。仕方なく覚満淵周遊に出かける。ここは小さい尾瀬と言われているらしい。景勝もよく池にはカルガモが気持ちよさそうに泳いでいた。昭和天皇の歌碑もあり、「秋くれて 木々の紅葉ば 枯れ残る 寂しくもあるか 覚満淵は」と読まれていて今はちょっと季節は早いがもう少し経ったらこんな感じになるのかなと思った。そして大沼のほうに行くと土産物屋や食堂はみんな9月30日まで休業だった。