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三重総合博物館1(miemu)

この博物館はかねてより行ってみたいと思っていた。布谷知夫氏が初代館長で大阪自然史博物館にいた頃よりの知り合いだった。彼はその後琵琶湖博物館の創設に携わり、その実績からまたも創設の仕事を頼まれたのだと思う。去年お会いした時にもう大阪に戻られていると聞いてちょっと残念だったが、「行ってみてくださいよ」とさりげなく言う。どんな博物館に仕立てたのか興味があった。実はもう一つ松坂出身の北海道・樺太探検家の松浦武四郎の記念館にも寄りたくて一泊2日の計画を立てたのだが、こちらは今改修中で5月ごろ再開されると聞いた。日帰りで御在所岳登山と三重県総合博物館見学をすると言うハードなスケジュールだった。湯の山温泉駅を午後2時に出発して津駅に着いたのは午後3時5分博物館のある総合文化センターについたのが午後3時30分で予定通りだ。入館料は520円で土日祝は午後7時までだがコロナの影響で平日と同じ午後5時閉館だ。ロッカーに荷物を預け、早速入る。Miemuという愛称は公募されたものだ。「みんなで作る博物館」という理念を具体化したものだろう。「みんなで調べたミエゾウ」「みんなで作った展示資料イワシの群れ」「みんなで調べた地域のお雑煮」など今までに無い取り組みだった。三重県というのは滋賀県・奈良県・和歌山県と接していて南北に長い県だ。基本展示の考えは南北の共存が、これらの県は西側に接しているので東西の交流が三重の文化を作って来た。三重の大地はペルム紀、ジュラ紀、白亜紀から古第三紀から成り立っている。そして中央構造線が夫婦岩から松阪の高見山まで走っていて各断層の路頭が多くみられるという地質的に興味深いところで、松阪市飯高町の月出には国内最大級の路頭があり、国の天然m記念物に指定されています。また津市から発掘されたパレオパラドキシアは 哺乳類ジュゴンに似ることからこの辺りは比較的暖かい海であったことが窺える。

IMG_0548四日市の空 50年前と比べ綺麗になっている

IMG_0553三重県総合博物館

画像アンモナイトの化石

IMG_0557ミエゾウの顎の骨

IMG_0558ミエゾウの骨格標本




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