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高見山・松坂観光と松浦武四郎記念館6

本居宣長記念館を出たのは12時30分を少し回ったところだった。昼飯に松坂牛を食べて帰ろうと思った。数軒調べていた中で牛銀本店というのがあったので行ってみると20人近くの人が並んで順番待ちをしていた。松坂牛が入ったカレーがなんと2000円を超している。私は次に松浦武四郎記念館に行かねばならないので時間がない。そこで松坂の土産を観光交流センターで買って昼食は松坂牛でなくても良いと考えた。交流センターで松坂のお酒「鉾杉」極上大吟醸を買う。すると店員が「お昼まだでしょう」と言う。「はい」と答えると「駅前の観光案内所の2階でも松坂牛の入ったカレーがある」と言う。それから名刺を取り出してこれ店員さんに渡したらコーヒーサービスしてくれるから」と言う。えらいサービスしてくれる。私は駅に向かって歩き始めてから「丸中肉店」がテイクアウトをやっているのでメンチカツ・ステーキ・コロッケを買って駅前の観光案内所の2階へ行った。カレーを注文し名刺を出してみると「アイスですかホットですかと聞いてくる」「アイスです」と言ってみた。値段は1000円である。果たして松坂牛の肉が多いのかカレーを掬ってみると、すぐ大きい塊があり、どの部分からも肉がスプーンに引っ掛かった。アイスコーヒーを飲んで本当はボヤーとしたいところだが、時間がない。松坂から伊勢中川駅まで乗って、ここからバス利用だった。ところがである。土曜日・日曜日は松浦武四郎記念館まで行くバスは出ていないのである。私は平日のダイヤしか見てなかったのだろうか。駅前のタクシーの運転手に聞くとずっと前から土日にバスは走っていないと言う。歩ける距離でなかったのでタクシーに乗った。

松浦武四郎記念館は畑の中にポツンとあった。今年改装されて4月27日よりオープンされていた。もともと松浦武四郎については北海道(アイヌ)や樺太・国後・択捉を探検をした人物というのはわかっていたが、今年1月に読んだ「熱源」著川越宗一の中に出てくるのでなお興味を持った。

松浦武四郎記念館では生家も見れる鑑賞券を売っていた。彼の家は伊勢街道に面していた。そして子供の頃に伊勢神宮を目指すお蔭参りの人々を見て育ったのであろう。前回紹介した本居宣長もお蔭参りを見ているし、玉勝間三にその記述がある。「あるものに、宝暦二年伊勢大神宮に、お蔭参りとて、国々の人どもおびただしくまうずるのことありし、その人数をつぎつぎにしるしたるやう、四月上旬より、京井に五畿内の人、ぬけ参宮と」いう事あり」と前置きしてその人数を4月9日より、5月29日までの50日間で362万人なり」としている。

IMG_0936牛銀本店 昼食時20人ほどが順番待ち

IMG_0879伊勢街道のさんぐうの復元標識

]IMG_1171[お蔭参りの図(本居宣長のパンフレットより)

IMG_0939松浦武四郎記念館

IMG_0941松浦武四郎




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