本日 12 人 - 昨日 785 人 - 累計 508673 人
RSS

盛岡見物と早池峰山登山1

早池峰山は盛岡から東の方向にあり、柳田国男の遠野物語の遠野の北側にそびえる1914mの山である。遠野物語には。この早池峰山が何度も出てくる。山女や若き女性、大男、狼、鹿の話などだ。

女性の場合大抵庄屋の娘とか大金持ちの娘が突然いなくなり、猟師が山に分け入ってその娘たちをみたというのが多い。深田久弥の百名山の中にも登場するが、大昔に女神が北上高地を三人の娘を連れて旅をしていた時に村の社に止まった。母の神は娘たちに良い夢を見た者に良い山を与えようと約束して眠った。夜半に天から霊華が降ってきて姉の胸に留まった。すると末の娘が目覚めこれを見て即座に自分の胸に置いた。それで末の娘がこの早池峰を得、姉達は六角牛山(ろっこうしやま)と石神山を得た。その後、女性がこの早池峰山に登ると姉たちの恨みを買うと言われ、長い間女人は登らなかったらしい。早池峰山は6月12日から8月7日まで車両の通行規制が行われている。登山口付近の交通混雑を解消するためと、高山植物の保護のためにである。この期間中は岳駐車場から小田越までシャトルバスが約30分ごとに運行されている。私は通行規制が行われる前の6月11日に登山することを決めた。大阪から盛岡までは今約5時間30分で行ける。10日昼に盛岡について市内観光をして次の日に早池峰山に登ることにしたところが10日(金)の宿がなかなか取れない。ビジネスホテルや宿泊だけのホテルがほとんど満席なのだ。少し上のクラスの宴会場があったり、ブライダルサロンがあるホテルしか空いていなかった。そこでホテルニューカリーナに泊まることにした。12時30分に盛岡についた後すぐに「わんこそば」を食べることにした。駅前に東屋(あずまや)という明治四十年創業の老舗があり、そこに入った。わんこそばは何杯食べても3150円だったが、年を考えるとそう食べられるものでない。もし私が12歳ぐらい若かったら挑戦していただろう。丼ものを頼むとわんこそばがついてくると言うので、天丼1000円を頼んだ。結構ボリュームがあり、わんこそばも美味しかった。帰りぎわにわんこそばの2食入りとわんこそばの何杯食べましたと言う手形を買って店を出た。

IMG_1030新幹線から富士山を見る

IMG_1032盛岡駅

IMG_1036わんこそばの老舗 東家

IMG_1039天丼とわんこそば

IMG_1040啄木の歌碑

IMG_1041ホテルニューカリーナ





コメント
name.. :記憶

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):