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尾瀬ヶ原と至仏山登山3

尾瀬ヶ原散策を終えて山の鼻に戻ってきた。ここで公衆トイレを使う。尾瀬ヶ原に汚水を流さない為いろいろな装置を便器の下に設置しているので1m20cm上がったところにトイレがある。装置の維持に協力金を入れる箱があったので小便100円で協力する。至仏山へ登る木道を歩いていると大きな爆竹の音がした。向こうから山の鼻ビジターセンターの職員が歩いてくる。熊が出たのかを聞くと熊がいるらしい、音で追い払っているのだという。やがて至仏山の登りにかかる。木々が茂った中を歩く。やがて木々の背も低くなり、ハイマツが現れた。8合目付近だろうかここが森林の限界らしい。割と緩やかな登りなのであるがなかなか頂上が見えてこない。11時20分小休止をとる。霧が濃くかかり、視界は10mぐらいだ。30分経つと霧雨から小雨になってきた。ついに雨具を着用する。蛇紋岩の山というのがよくわかる。小さな岩は浮石の危険もあるので大きな岩に足をかけるがスリップする。12時35分頂上に到着。頂上は狭いが一つだけベンチがあった。そこで昼食をとっているグループもあった。私も腹が減っていたので早速カップヌードルとベーコンを食べる。雨が収まらないので玄米ブランは食べずに頂上を経つ。そこへ子供3人の夫婦の登山者が上がってきた。先に道を譲るとなかなか下りが厳しいようだ。一番小さい子供は4歳であとは小学生だという。大きな岩を通り抜けようとしても大人のように大股で通り越すことができないのだ。辛抱できずに私は先をいかせてもらった。鳩待峠には16時20分までに降りなければならないという。私もそうだが、予定では15時30分に降りれると見込んでいる。小至仏山(2162m)までは大きな岩を通り抜けるのにかなり時間がかかった。昭文社の地図帳には所要時間が35分と書かれていたが、55分もかかってしまった。蛇紋岩は滑りやすくここで2回も滑った。手をついただけで転ぶまでではなかったが時間を食ってしまった。それと寒くなってきているので下着をヒートテックの下着に変える。これで下りのコンディッションはよくなった。14時30分鳩待峠まで2,9kmの標識ヤマアカガエルだと思う、耳の後ろに菱形の紋があるのに出くわす。写真を撮ろうと思ったら逃げられた。この間二人の登山者と会う。下りは今のところ誰にも追い越されてはいない。みんな雨でよく滑る蛇紋岩に足を取られているのかも、14時35分あと1kmの標識を通過。雨は相変わらず降り続けている。15時53分に鳩待峠に着いた。戸倉までのバスのj時刻を確認する。16時25分発で時間があった。ここでソフトクリームを食べる。うまい。ついで土産物屋で「尾瀬の雫」という清酒や野沢菜しぐれや蒟蒻の味噌漬け、玉こんにゃくを買う。いつもながら出発の時よりリュックの重量はかなり増えている。

IMG_1516ドローンを飛ばして調査する北大と筑波大の先生たち

IMG_1517公衆トイレ 協力金箱がある

P8201722ツキノワグマの糞?

P8201724森林限界の案内

P8201725ハクサンシャジン

P8201726オニアザミ

P8201735尾瀬ヶ原を望む




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