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四阿山と浅間山登山2

信濃鉄道の上田駅に降り立つとすぐに6連銭が目に入った。真田幸村の出身地だ。南海電車でも一時車体にこのマークをつけて走らせていたことがある。2015年の秋から「真田赤備え装飾」として電車や九度山駅が装飾された。このときに九度山に行ったことがあったので懐かしかった。上田駅から上田バスで郵便局前に降りるとすぐに迎えの車が来ていてそれに乗り、急坂を幾つか登るとペンション「ウッドラフ」に14時40分についた。気温が低い。部屋に案内されてしばらくすると高原野菜の収穫体験が始まった。これは午前中の催しだが私一人のためにオーナーが配慮してくれたものである。まず運動場の何ん倍かあるグラウンドに連れられていった。そこはレタス畑である。大きなレタスが何十列も植えられ、綺麗でまるまるしている。スーパーで売られているのより一回り大きい。ペッティナイフのようなもので根元にごそっと刃を入れてとる。農業は機械化されており、育てている間虫がつかないように消毒するのは大きなトラクターで行う。収穫だけは手作業だ。出荷に当たっては均一なものが求められ、大きさと重量が決まっている。レタス以外にブロッコリー、白菜、サニー、キャベツ、トウモロコシ畑を見せてもらった。トウモロコシは茎を持ってぐいっと折り曲げると簡単に取れた。とうもろこしの頭にある毛のようなものの成長具合や葉がしっかりしまっていて虫がついていないもので取り入れるとのことだ。少し遠くのゲレンデにはブロッコリーが植えられていた。オーナーに夏は高原野菜で儲け、冬はゲレンデで儲けて一年中ウハウハの人生ですねというと、菅平の人たちは裕福だという。私がなかなか宿が見つからなかった理由はほとんどの宿が団体さんや複数人の宿泊をメインにしているので案内の中に一人というお客は対象になっていないという。一人のお客さんに対応するのなら休んだほうがマシと考えているのだろうという。旅行業者や観光地の宿泊がコロナの影響で不振を極める中こんなに逆の宿泊施設もあるものだと感心させられた。続いて白菜の収穫だ。丸まったところだけ収穫し、周りの葉は捨ててしまう。勿体ないと思うけれどここでは常識だ。あまり大きいのはもっと外側の葉を捨てるという。最後はこれらの高原野菜の野菜畑を一望できる高台に行った。手前のゲレンデはレタス畑、遠くはブロッコリー畑そしてその遥か向こうに東に四阿山、西に根子岳が見えた。

P9161795ペンションウッドラフ

P9161780レタス畑

P9161793ブロッコりー畑

P9161787トウモロコシ畑

P9161786育ちの良い葉がしっかりとまかれたとうもろこしがいい

P9161784白菜畑

P9161794ブロッコリー畑・レタス畑のはるか向こう東に四阿山・西に根子岳が見える



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