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金峰山から甲武信岳縦走5

10月30日起床4時5分 クラッカーとベーコンの簡単な朝食、出発準備 朝お湯をもらうつもりでいたがなかなか主人がお湯を入れてくれないのでヤカンに触った途端すごく怒られてしまった。ヤカンには触れないでくれと言われていたのに触ったからだ。朝からちょっとむかっと来たがしょうがない。4時55分大弛小屋を出発。真っ暗でヘッドランプ頼りに登山道を歩き始めた。アイゼンがしっかりアイスバーンになった雪道を捉えていく。マイナス1度だ。5時55分小休止、6時35分国師岳富士山や八ヶ岳が見える。明るくなってきたのでヘッドランプをしまう。8時30分国師のタル9時32分東梓で小休止、ピッチは落ちている。アップダウンが多い。せっかく登ったのにまた同じぐらい降りてしまう。嫌な山だなと思いつつ、行くしかない。朝が早かったので11時30分昼食にする。国師のタルから2時間木の根が現れた登山道でアイゼンがよく引っかかった。もっと早く脱げばよかったのにと悔やまれた。昼食後にインスタントコーヒーを飲んだ。昼食後歩き始めてすぐに沖縄のざまみさんに抜かれた。13時49分甲武信岳(2475m)山頂着記念撮影をしついでにざまみさんの写真も撮らしてもらう。

山頂から降りたすぐのところに甲武信小屋があった。14時20分でここから西沢山荘まで4時間かかる。小屋で道を聞くと遅くなって危ないし、5時30分過ぎると真っ暗だよと、そしてこの山何回か来ているか聞かれた。初めてですというと、悪い事いわないから今日はここに泊まって行きなさいという。言われるままに甲武信岳小屋に泊まることにした。泊まり客は20人ほどいた。西澤渓谷から戸渡尾根を登り甲武信岳に来た人が大半で大弛小屋から甲武信岳へ縦走してきた人は4人ほどだった。甲武信岳は荒川の水源であり、筑摩川の水源でもあって分水嶺になっていた。小屋のすぐ上に碑がありそのように書かれていた。小屋は東向きに建てられていて一階部分が食堂とトイレで寝室は2階だった。ここでも一人おきに寝るようになっていた。夕食は5時からでカレーだった。昔は山小屋はカレーと決まっていたような時もあったが最近はカレーを出すところは少数派だ。夕食後ここでも談笑した。私のテーブルは群馬から来た夫婦と茨城からきた若い人だった。若い人は焼酎の良し悪しや日本酒の吟醸か吟醸でないかがすぐわかると言う味に関してのプロだった。私はあまり吟醸か大吟醸かは意識して飲んだことがない。ただ大吟醸が高いと言うことだけしか知らない。彼に言わせると高いからいいと言うのでなく、好みだという。私は巻機山に登った時民宿で出された「八海山」がおいしかったと言うと吟醸酒ですという。それから彼の各地のお酒の話になってずっと聞く側に回った。吟醸と大吟醸の違いは酒を作る時の精米の度合いだという。より精米されて純な味になるという。

PA302135前国師岳

PA302140富士山を見る朝6時15分

PA302144国師のタル

PA302145東梓

PA302146富士見何回もアップダウンがあった

PA302149甲武信岳頂上で記念撮影

PA302152沖縄なきじん出身のざまみさん3日間同道


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