長浜は伊吹山が東に西はすぐ琵琶湖が控える街だ。25日は長浜の観光ボランティアのBさんと一緒に回った。伊吹山は以前スキーができてリフトもあったように思うが雪をいただいた
この山にそういう施設が見られないのは何故か尋ねたところ雪が積もらなくなったのと西斜面(表)は太陽の光が強くて雪が溶けてしまうので今は山の裏にスキー場があるとのこと。
長浜駅から長浜城に向かう手前は豊公園になっており湾岸道路は外濠を埋めた上を走っている。豊公園の桜は樹齢100年もするソメイヨシノだが、年とともに入れ替わりもあるという。長浜城は市民有志と長浜市がお金を出し合って昭和58年に再建されたコンクリート造のお城だ。秀吉が建てた時は竹生島にある浅井家の材木も使われた。今この長浜城で国友一貫斎の数々の業績や発明品の展示をしている。一貫斎は鉄砲鍛冶であるが鉄砲の作り方を克明に記録している。文政元年(1818)松平定信の要請により「大小御鉄砲張立製作控」を出版する。火縄銃の銃身を彫る技術や銃身を強固にする技術に長けていた。空気銃も作っている。また文政3年江戸に出て行って外国の望遠鏡を見聞し、それを真似て天保4(1833)年反射望遠鏡も作って自分で月や太陽の観測も行なっている。一貫斎58斎の時に太陽の黒点観測を約1年間行う。
伊吹山 | 20:34
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