7月31日鳥羽水族館に行きました。大阪鶴橋から約2時間です。この博物館には3回目ですが前に行ったのは20年以上前です。女房は初めてと言ってました。ジュゴンやラッコ、カワウソなどが見ものです。セイウチのやオットセイの演技もありました。
この地方の飲み物はカカオで粉にしたカカオにとーもろこしや唐辛子を混ぜて泡立てて飲むという。猿の神は特にこれを好物とした。とーもろこしにも神が存在し、熟したトーもろこしの神にチコメコアトル神がいる。風にも神が宿りエエカトル神など多神教の世界だ。文字もあったが、まだ一部しか解明できていない。
赤の王妃パカル王の王妃ではないかと推測されている。パレンケ出土、チャクモール像、神に捧げる供物を載せている。
展示物の171ばんはカラクムル王とカトニナ王の一騎打ちだ。負けた方は奴隷などを差し出した。
鷲の戦士像 勇敢な戦士を表した物、あるいは神
放血の儀式 神に血を捧げる。神に生贄を捧げるなど古代に共通な儀式があった。
パレンケの発掘調査で墓の四方と中央部分を掘ると色々な遺物が出てきたと書いてあるのに興味を持った。この文化は幾何的なことを大切にするのか?それと形は83で割り切れるというのも83の倍数を見るとかなり大きな数までここの文化は認識できていたと思う。
ティオティワカンでは350年から550年前後に造られた香炉が展示されていたが日本の平安貴族が香炉を炊いていたのと比べるとかなり以前から香が必需品だった。これはすぐに理解できたシバの女王は乳香の貿易で栄えたからだ。
南米ではコーバルという木の樹脂からとれたものが香料として用いられた。
リュウゼツランがお酒作りに使われたが、発酵酒だ。総称してメスカルだったが、テキーラ村のお酒が特によかったため、テキーラが独立してしまって、そのほかをメスカルト」プルケになった。私も現地で飲んだが、きつい酒だった。
5月6日大阪の国際美術館で開かれている古代メキシコ展に行ってきました。この日が最終日だったので多くの方が来られていました。メキシコのティオティワカン文明・マヤ文明・アテスカ文明の数々の遺品遺物の展示でした。私は2010年にグアテマラ・メキシコを旅行した時にこれらの地域に関心を持つようになりました。グアテマラからリオグランデ川を中学生くらいの子供が操縦する小舟で川の水が渦巻く中を横切って到着したところがパレンケに近いところでした。そこでウシュマル・ワシャクトンの遺跡を見てパレンケに入りました。それからメキシコ:シティー北のティオティワカンに至り、メキシコの古代文明に驚きを感じました。メキシコやグアテマラ地域には紀元前1300年以上前にシベリアからアメリカ大陸に渡った人々が築き上げた文明でティオティワカン・マヤ・アステカは古代メキシコ文明の代表です。これらの文明はチチェンイッツアー・パレンケ・ティカル・ウシュマルといった地域に広がり」16世紀スペインのメキシコ侵攻によって滅ぼされました。