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谷川岳・苗場山の山旅と富岡製糸場 5

10月17日(日)6時30分起床 汚れていたズボンをタオルで拭いてきれいにし、下着も全て変えて新しい気分になった。朝食は携帯食のシソ入りご飯それとコンビーフを食べた。汚れたものを別にリュックに梱包してホテルラシーネ新前橋を出て8時3分の電車に乗り、高崎に向かった。ここから上州電鉄に乗り換えて上州富岡まで行くのである。この日は電鉄のサービスデイで上州電鉄全線乗り放題で千五百円だった。2両連結のワンマンカーで約40分で上州富岡についた。駅前から小さな遊園地にあるようなバスが富岡製糸場まで出ていた。聞けば無料と言う。早速乗る。おばちゃんのバスガイドがぐるぐると周りながら富岡製糸場までの道にある製糸場ゆかりの建造物などを紹介しながら約10分で製糸場についた。ここの入場料は以前世界遺産になった当時五百円だった。今は千円である。ガイド料は二百円と安い。富岡製糸場の正門から入った右側にテントがありそこに20人ほど集まったらガイドが始まった。まず製糸場の建物の説明から始まった。正面の建物が東繭倉庫で間口が104,4m 奥行きが12,3m 高さが14.8mで柱に杉が使われ通し柱でした。建築様式は木骨煉瓦造りというもので、気は丸ごと20mの丸太が水運によって運ばれてきたそうです。レンガは瓦工場が造ったもので、一つ一つ手作りです。レンガはフランス積みというレンガの長手と小口を交互に積み上げていく手法です。レンガとレンガの接合には漆喰を使っています。当時セメントがありませんでした。窓は大きく、2階部分の上にさらに窓がありますが、これは風通しのための窓です。まゆがかびないようにしたものです。この建造物は明治3年から取り掛かり、明治5年にできました。次に案内されたのは繰糸場で長さ14o,4m 幅12,3m 高さ12,1mで柱がない広い空間を確保しているのは三角形の骨組みのトラス構造です。建物上部のガラス窓は当時電灯がなかったのでは採光のためです。このガラス窓はフランスで作られました。

IMG_0224上州電鉄

IMG_0225無料の巡回バス 8人乗り遊園地などにある

IMG_0229東繭倉庫

IMG_0235東繭倉庫 通し柱とフランス積みのレンガ

IMG_0241女工館 フランス人の女子技術指導者4人の住まい グラバー邸と同じ造り

IMG_0244繰糸場 トラス構造

IMG_0245繰糸場 大きな灯りとりの窓

IMG_0243繰糸場 と見学者等


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