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磐梯山・安達太良山登山3

安達太良山への登山は二本松にするかそれとも中ノ沢にするか迷っていた。普通なら二本松なのであるが、歴史民俗資料館で見た中ノ沢にこけし作りの伝統があるので帰りにでもこのコケシを買おう思ったのである。地域地域によって髪の付け方や顔の表情、肩の模様が違うのだ。地域ごとに系統があり、中ノ沢をいれて東北地方には12系統あるそうだ。

5月11日フォレストリゾート猪苗代で朝食を取った後、8時に出発した。36分に白糸の滝がある沼尻登山口に到着、入り口の看板に平成9 年に女性4人が遭難死した記事が書かれていた。薄々知ってはいたが、硫黄のガスを吸って意識不明になり倒れてそのまま死んだというのは初めて知った。東京からの男女14名の登山者で尾根道の強風を避けて谷筋に降りて硫黄のガスを吸ってしまったらしい。9時30〜40分にかけて猛烈な硫黄の匂いを嗅ぐ、幸いコロナでマスクをしているので防げているのかも。所々に残雪がある登山道を行く。50分スパッツ装着、雪渓をトラバースする。アイゼンを履くほど雪が硬くない。むしろ少しズボッとするぐらいだ。ここは全く標識がない。所々にピンクのテープがあるくらいだ。時々地図と磁石で確認していく。10時45分稜線にでる。景色が素晴らしいが突風も時々吹く。12時30分「やはずの森分岐」に出る。森と言うが全く森はない。花崗岩のボロボロした痩尾根を歩く。雪はない。12時45分山頂に到着、記念撮影してすぐに下山にかかる。再び「矢筈の森分岐」ここでカロリーメイトとハムの昼食、この辺りは道が少し違うだけで全然違うところに行ってしまう。何度も地図の確認ときた道を確認しながら下山する。途中1人だけ登山者がいた。14時30分再び雪渓のトラバースだ。きた時の足跡は全く消えている。キッキングで平らな面を作りながらトラバースを無事終了。早足で登山口に急ぐ。16時登山口を出発10分走ったところで中ノ沢のこけしの販売店に着くが平日なので営業はしていなかった。高速を利用して郡山到着、走行キロは174kmでリッターあたり15,5km走っている。郡山でやまびこ374号東京駅で5分の乗り継ぎ時間で夕食とビールを買い走ってひかり661号に乗り、日付が変わる少し前に家に着く。

P5101280中ノ沢のこけしの記事 歴史民族資料館にて

P5111328登山者へ有毒ガスに関する注意

P5111330白糸の滝

P5111355ショウジョウバカマ

P5111356谷筋硫黄の匂いがここから上がってくる

P5111360雪渓かなり長いトラバースだった。








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