ウポポイ(民族共生象徴空間)は2020年8月に羅臼岳に登った時に北海道で盛んに宣伝されていたのでアイヌ民族の博物館ができたらいつか行きたいと思っていたものだった。 場所は白老で苫小牧駅から5つ目の駅で特急列車すずらんも止まる。新千歳空港から40分から1時間以内で行ける。普通列車は苫小牧での接続に時間がかかり、1時間20分ぐらいだ。白老の駅を降りてから線路沿いに苫小牧のほうに向かい、約7分で到着する。開館は9時で入場料は大人1200円だ。人気がある博物館で園内の施設はインターネットで上演時間をあらかじめ予約することができる。私は7月29日(金)に白老に泊まり7月30日(土)に訪れた。泊まったハクホステルで泊まり客から昼からだと観光客がドット押し寄せるので開館と同時ならまだいっぱいにならないからいろいろな施設での記録映画の上映や演劇、体験教室、踊りを見るっことができると言われ、9時の開館と同時に入場した。まだ20人ぐらいだったので国立アイヌ民族博物館でアイヌの先史時代からの歴史、松前藩との戦争、松前藩雇われ商人との抗争などビデオで見た。その後アイヌの人の生活、宗教、熊送りの時に使う道具、民族楽器、狩猟道具、衣服、丸木舟などの展示を見た。それが済むと体験交流ホールでの舞踏の予約を取り、時間が車で丸木舟の浜から川へ出て行く時の儀式やアイヌの昔にの家屋(チセ)を見て回った。体験交流ホールでは女性2人によるウポポ(座り歌)サルルンカムイ リムセ(鶴の踊り)ク リムぜ(弓の踊り)イヨマンテリムセ(熊の霊送りの踊り)トンコリ(弦楽器)の演奏、体験教室では実際に弓矢を使って的に当てる講習、オヒョウの皮を使った機織り教室、アイヌ紋様の彫刻などあった。私は時間がなかったので体験教室はパスした。特別展ではアイヌ語研究にかけた熱意として、知里真志保(北海道大学教授)のアイヌ語の辞典やアイヌの口承文芸、アイヌ文化研究、金田一京助との出会いなど紹介していた。全部見て回ろうとすると6時間ぐらいいるだろう。