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白浜から川湯温泉・熊野本宮大社4

15時34分発の普通列車で紀伊田辺に向かった。わずか21分で着いたが、あまり距離は離れていない。ここから川湯温泉まで行くのだが龍神バスは16時40分発なので待合室でゆっくりした。二人はお腹が空いているのかお菓子を食べ始めた。私も少しいただいたが、ぽりぽりやっていた。龍神バスは10名の乗客を乗せ出発した。途中どこか分からなかったが熊野網で出歩いている人がたくさん乗ってきて立つ人もいるほど混んできた。バスは一回休憩を取って走り始め、18時43分に。富士屋前に着いた。もう真っ暗だった。富士屋の玄関位入ると外国人旅行者が大勢いた。ヨーロッパ方面から来た人と思われた。その中の女の人がタバコを吸いに外へ出てきたので英語でどこからきたか聞くとスペインと答えた。私もスペインには2回行ったことがあるのでバルセロナやサクラダファミリアの話をしたら喜ばれた。ついで温泉に入るのできたのか聞くとそうでないという。熊野詣でといっても分からなかった。そこで巡礼といったが、これを英語でなんというか分からなかった。そこでグレートジャニーと言ったが、さらにわかりにくくしたかもしれなかったので、メッカに行く旅行に似たものが日本にもある。それが熊野詣でだ。と英語で言うと、スペインの人も一度は行くという。わかったらしい。彼女はアナという名前だった。今回ここへ来たのは旅行社の企画できたので内容までは知らないが山の中の聖地へ行ってみたいと思ったという。そんな話をしていたら私たちの受付が始まった。私は小さな部屋でもいいからあるか聞くと、3人一緒の部屋という。もうそれで予約されているというので、Mさんに聞くと2人で泊まるより3人で泊まった方が5000円も安くなるので一緒の部屋にしたという。まあ彼女らがそうしたのだからそれはそれで良いのだが、75歳も過ぎると女は女を捨てて無色になるのか、部屋は12畳に窓側に縁側がついていて広いものだった。部屋に荷物を置くとすぐに夕食になった。女たちは自分たちで静岡から現地の酒を5合持ってきていた。私は自分で秘境ビールというのを頼んだ。静岡からの酒も飲み、美味しい夕食だった。次第に眠くなってきて部屋に帰るとすぐに眠ってしまった。どうも飲まされてしまったらしい。

PB082328龍神バス

PB082332熊野の山々

PB082333富士屋の玄関

PB082338夕食

PB082339秘境ビール

PB082340おばちゃんたち

PB082341日本秘湯を守る会




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